サーマクールとは

女性はいくつになっても肌の悩みは尽きませんよね。
「いつまでもきれいでいたい!でもこの美をたもつのは、永遠の謎」・・・それは多くの女性が願う気持ちです。
「肌のたるみやしわを何とかしたい」、「肌の老化を少しでもダウンさせたい」そういった願いを持つ女性の間で話題になっているのが「サーマクール」です。

「サーマクール」とは、アメリカで開発されたしわやたるみに効果的な高周波微振動を用いた美容治療器です。
美顔脱毛複合機器、さまざまな美容機器にはレーザーを用いたものがたくさん出ています。

まず光治療とは、インテンスパルスライトなどのその名前の通り、治療したい部位に光を当てて改善する治療法です。
最近では、いろいろな名前のついた医療用レーザー機器が出ていますが、どの波長を用いるかによって、レーザーの種類が分けられます。
従来は、光治療やレーザー治療がしわやたるみの治療の主流でした。

しかしサーマクールで用いる高周波は光に比べだんぜん波長が長く、電波の一種に分類されます。

つまり、サーマクールは光治療ではなく、電波治療と表現されるものになります。
サーマクールは高周波を用いるので、レーザーより長い波長を持ち、しわやたるみの原因である緩んだ皮膚真皮や筋肉層にまで届いてダイレクトに働きかけます。

またメスを使った手術とは違い、施術したその日に化粧をして帰ることができるのです。
たるみ治療機サーマクールCPT、最近非常に希望される方が多くなっており、この勢いはいつまで続くのだろうと思っています。
痛みがあるとそれだけで選択肢に入らないという患者様がどれだけ多かったのか、改めて実感です。

痛みについて

ただ、インターネットでちょっと検索すると、まだサーマクールは痛いという情報が目に入ります。
わたしも体験しましたが確かにいたい。でも今はというとそうでもないという情報ばかり目に飛び込んできます。ネットというのは、その情報の新旧が分かりません。2~3年前の内容が、検索すると上位に引っかかったりすると、当然一般の方はそちらの情報を信じてしまいます。

さて新旧の違いというのは、何度も書いているようにその痛みです。ペインコントロールを十分にかんがえられた新型CPTは10~20%程度になりました(10~20%減ったのではありません!)。
痛みの程度は人それぞれで、眠いと言う人もいます。
先端が振動するだけでなく、高周波の出し方、その流れる深さ、均一性などあらゆる面から改良が加えられ、この痛みという点に関しては手放しで高評価です。
そしてこれに関連して、表面的な変化がより分かりやすくなったこともメリットとして挙げられます。
トータルで見た効果自体も患者満足度としては上がっています。前の方が良かったという患者様はいません。

サーマクールCPTは400発、もしくは600発照射になります。
これらの照射数は、施術面にたいして、適正な照射数を意味していて、100や200発照射という設定はありません。
それゆえに費用がある程度はかかるというのが欠点でもあります(ただ100発かそこらで効果はあまり出ないので、そういう意味では400発くらいが程良いのではと思います)。

サーマクールCPTは様々な意見がありますが、わたしは自分の体験談をつうじてもかかすことが出来ないといっても過言ではないくらい以前と異なって費用さえ納得頂ければ
非常に勧めやすい治療です。1回で終わりなので、4~5万程度の施術を数回受けるくらいなら1回サーマクールCPTをバシッと受けるという考えの方も多くなっており、このあたりが人気が急に上がった理由なのかもしれません。

先日書いたように、痛いウルセラシステム治療との併用なども今後注目される方法ですし、まだまだ発展しそうです。