同僚の看護師に男性がいるのですが、最近抜け毛がひどいと相談をうけました。調べてみると男性には、特有の脱毛症状があるとわかりました。
ここでは、私が調べた男性型脱毛症について、AGA治療薬「プロペシア」の服用方法や処方などを解説していきます。
抜け毛でお悩みの男性必見です。

男性型脱毛症とは

男性型脱毛はAGAとも呼ばれ成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降頭頂部の髪や生え際がどちらかから薄くなり、時間の経過と共に次第に薄毛が、目立つようになってきます。

AGAの原因その1 DHT(ジヒドロテストステロン)

一般的に考えられるAGA原因は、男性ホルモンの影響や遺伝です。
AGAの原因物質は、DHT(ジヒドロテストステロン)といいます。DHTはAGA、前立腺肥大、体毛増加、吹き出物など男性を悩ませる症状を引き起こします。

AGAの原因その2 5α還元酵素

また、5α還元酵素によって、テストステロンがDHTに変換され生成されます。このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、成長期にある髪に作用し「これ以上伸びなくていい」という指令をだします。その結果毛周期が短くなり、退行期の細い毛髪が増え、抜け毛の原因となります。

AGA治療薬の働き

AGA治療薬は、AGAの原因であるDHTを生成するのに必要不可欠な5α還元酵素を阻害することでDHTの生成を抑制します。これにより成長期が長くなり、細くなった髪の毛にコシが生まれ、休止期にある毛穴から毛髪が成長します。

プロペシアとは

一般名フィナステリドと呼ばれ、開発しているのは米国メルク社です。現在すでに世界60か国以上で承認されている、世界初の医師が処方するAGA治療薬です。日本では、2005年よりMSD株式会社が製造販売承認を取得し、2005年12月より「プロペシア錠0.2㎎」「プロペシア錠1㎎」の2種類が発売開始されました。プロペシアは、ED治療薬と同じく保険適用外のため治療費は全額自己負担となります。プロペシアの有効成分は「フィナステリド」です。

プロペシアの効果を実感できるまでの期間

個人差はあるものの、プロペシアの効果を実感できるまでには、連日投与を続けて、3~6か月程度の期間を要します。また、プロペシアの添付文書には、6か月以上投与しても進行遅延が見られない場合は、投薬を中止するように記載されています。

プロペシアの注意点

フィナステリドは触れただけでも吸収される成分です。なので、意図せず、フィナステリドを妊婦、妊娠している可能性のある女性が吸引してしまう可能性があります。そのため、プロペシアの錠剤は衝撃を与えないこと、割って使用しないことなどが注意点とされています。これは、経皮吸収の危険性を示唆しているのです。通常処方されているプロペシアは経費吸収が起きないようコーティングされているため心配ありませんが、家庭や同居人に未成年や女性がいる場合は、プロペシアの扱いに注意が必要です。