お客さんに対しての接し方
元気な面が目立つ大阪の人は、それがどのような活動にも関わってくるのでこちらはそのテンションにのせられないようにする必要があると聞いています。
私もこの町で美容外科に看護師として勤めるようになって長いですが、確かにここでの経験が生きて、多くのお客さんに対して接し方を考えるようになりました。
最初は私が女性だからそのように話を振ってくるのかと思っていましたが、どうやら大阪のお客さんはみんな同じような対応をしてくるというのがわかって、なんとなくその傾向と対策がつかめたような気がしたのです。
今では私もこの雰囲気にだいぶ慣れました。
有名な繁華街や観光名所等があり、ショッピングにせよ観光にせよ一流の遊び方ができる大阪の町は、私が長年住んでいる間にも刻一刻と変わり続けています。
市長や知事が代わったらお祭り騒ぎになり、野球チームが勝ったらお祭りになるという気質は昔から変わっておらず、それが大阪の良さであるというふうに感じているのです。
私が学生の頃はよく道頓堀周辺の飲み屋さんに夜中までいて、二次会、三次会と行きましたが、それも最近では回数が減りました。
これはよる年波という物もあるのかなと少しさびしく思っています。
もちろん、年齢的な物はあると感じているのです。
地域色の濃い地域
地域性というのが色濃く反映されるのは、関西に行くとかなりの面で特徴があるとわかるので、大阪の目立つ部分がはっきりと見えるのです。
私たちはそこにこの町が持つ特別なイメージというのを見出し、実際に観光や食べ歩き等をして楽しむ事で、もっといい形でこの町の知識を広げる事ができるのです。
私たちにとってはこのような町は全国的にも珍しいと思えるので、それだけの価値があるというのがわかります。現実的な面でここは暮らしやすさがあり、自分の力を試せるような可能性がそこかしこに眠っているというふうにいわれているので、夢があるのです。
戦後の発展を続けてきたこの町では、多くの人たちが明日を夢見て暮らしています。
私も広義で解釈するとその中の一人という事ができて、より良い選択肢を見つけようとして美容外科の看護師になったのです。
ここでの暮らしは私にとって程よい刺激を与えてくれるので、仕事の関係も含めてかなり魅力的な要素があると感じています。
現在もこの仕事を続けているのは、なんとなく居心地がいいからであり、これからもしばらくはこの町で自分のしたい事をしていくと思っているのです。
大阪はあらゆる人のあらゆる思いを許容してくれる懐の深い町だと常日頃から感じています。
習慣的にこの町の暮らし方が身についていると、自然に口をついて出る言葉も大阪弁になったりします。
私はもともとここの人間ではないですが、10年も暮らしているとかなり地元らしさというのが板についてきて、けっこうそれが心地よいのです。
私にとって第二のふるさとといえるこの場所は、実に暮らしやすい快適さを持っていて、いつでも私を暖かく迎えてくれるのです。